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参議院選挙も折り返し地点を過ぎ、残り約1週間となりました。各陣営の選挙戦も熱を帯びてきているようです。福岡県選挙区では今回から定数が1議席増えて3議席になりました。その影響もあって、今回は9名が立候補するという乱戦模様になっています。

そこで、各党各候補者の違いを分析してみたいと思います。尚、中立性は担保しませんので予めご諒解ください。

大家敏志(おおいえさとし)候補 自民党 48歳

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福岡県議会議員出身で、今回2期目の挑戦です。自民党は農村を基盤にしているタイプの政党と言われますが、大家候補もズバリ農政連の推薦を受けています。県議時代の選挙区は北九州市です。

古賀之士(こがゆきひと)候補 民進党 57歳

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FBS福岡放送のアナウンサーです。まず福岡県民であれば皆さん顔を見たことがあるでしょう。民進党は自治体職員(地方公務員)による労働組合(自治労)が最大の支持母体で、その他大手企業の労働組合も支持基盤になっています。

高瀬弘美(たかせひろみ)候補 公明党 34歳

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創価大学出身の元外務官僚です。公明党はこれまで福岡県選挙区に候補者を立てず、自民党を支援してきました。定数が1議席増えたことで擁立を決めています。安倍総理との2連ポスターを県中に貼り出し話題になりました。

柴田雅子(しばたまさこ)候補 共産党 32歳

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いま一番勢いがあると言われているのが共産党です。公明党の候補者に対抗して若い女性を擁立したという声も。平和安全法制を「戦争法」とレッテル張りし、戦争の恐怖を煽って支持を拡大するという手法は昔から一貫しています。

竹内信昭(たけうちのぶあき)候補 社民党 63歳

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もともと労働組合を支持基盤にしていましたが、民進党(旧・民主党)に支持基盤を奪われてから衰退の一途を辿っています。今回選挙区に擁立したのも、比例票を掘り起こすためだと言われています。

森上晋平(もりがみしんぺい)候補 おおさか維新 32歳

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橋下徹氏が政界引退して勢いが衰えたとはいえ、まだまだ人気がある政党。しかし福岡県選挙区はなかなか候補者が見つからず、落下傘候補として大阪から選挙直前に送り込まれて来ました。東京大学出身のエリートです。

吉冨和枝(よしとみかずえ)候補 幸福実現党 57歳

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前回参院選に続けての挑戦。新興宗教「幸福の科学」が作った宗教政党です。法律的には政党要件を満たしておらず、政治団体に分類されます。

船戸タキ子(ふなとたきこ)候補 無所属 58歳

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もっとも謎の多い候補者です。家族が自民党の国会議員だったともいわれていますが、未確認です。

石井ひでとし(いしいひでとし)候補 日本 39歳

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大学生時代から拉致被害者を救出する運動に携わり、サラリーマンを経験。NPO法人夢大アジアの代表として、郷土の歴史を学ぶ活動にも携わってきました。日本のこころを大切にする党(略称・日本)は都市部を基盤とするタイプの政党です。

政党の支持基盤で政策は変わる

国会議員と言う存在は、基本的に所属政党の意向に従って、様々な法律案に賛成したり反対したりします。政治家の個人の資質というものも勿論重要ですが、どの政党が多くの議席を持つかで、日本の政治の行方は変わります。

では、政党の政策スタンスは何で決まるのか。それは支持基盤です。

自民党であれば農村を基盤にしていますので、農家を保護する政策をとります。

民進党は都市部を基盤としますが、その中でも公務員や大手企業の労働者を支持基盤としていますので、公務員や大企業の既得権を守ろうとします。

公明党は創価学会という新興宗教(日本でもっとも信者数が多い)を基盤にしており、宗教法人の既得権を守ろうとします。

共産党は機関誌「しんぶん赤旗」の購読料が運営資金源になっていますが、地方公務員に無理やり買わせていたことが最近発覚し問題になっています。自衛隊を「人殺し集団」と呼ぶなど、極めて反日的組織です。

「日本のこころ」の立ち位置とは?

日本のこころを大切にする党は、その源流を辿ると「たちあがれ日本」「みんなの党」「日本維新の会」などがあり、「次世代の党」から改名して、今回初めての選挙を迎えています。(厳密には、参院選の前に衆院京都補選がありました)

この背景と、実際に票を獲得している地域を分析するに、完全に都市型政党と言えます。

つまり、都市部に住む人で、公務員や大企業の労働組合に属さない人々が主な支持層というわけです。もともと同じ政党だった「おおさか維新の会」と支持基盤が重なりますが、おおさか維新が公務員給与削減など「緊縮財政」を目指すのに対し、「金融緩和」「財政出動」による景気回復をめざす点でスタンスが違います。

保守主義という点で自民党と支持層が重なるのではないかという指摘もありますが、消費税減税や奨学金無償化、子育て世帯支援策を重視しており、低所得世帯に優しい政策提言を行っているため、むしろ共産党と競合すると言えます。

また、特に石井ひでとし候補が他党と異なる点は、高齢者福祉に偏重した「シルバー民主主義」から脱却し「はたらく現役世代」を重視する姿勢を打ち出している点です。他党も若い30代の候補者を擁立していますが、支持基盤が高齢者であれば、やはり高齢者福祉偏重の政治を行うことでしょう。

大切なことは、まず若い世代の投票率を高めることだと言えます。その辺の説明を石井ひでとし候補が政見放送で行っていますので、是非一度ご覧下さい。約5分の動画です。